安全管理担当者必見。マスクのフィットテストが義務化!
フィットテスト対象外の『電動ファン付き呼吸用保護具』とは?

  • フィットテスト対象外の『電動ファン付き呼吸用保護具』について

1年以内ごとに1回、面体形の呼吸用保護具のフィットテストが義務化されました。

昨今の法令改正により、
・金属アーク溶接等作業を継続して行う屋内作業場(令和4年4月1日施行)
・作業環境測定結果で第三管理区分に区分された場所(令和6年4月1日施行)では、
作業環境で必要とされる要求防護係数を上回る「指定防護係数」の呼吸用保護具を着用すること、また、呼吸用保護具が適切に装着されているかを1年以内に1回、フィットテストで確認することが義務付けられています。


しかし、マスクのフィットテストにかかる費用や時間、実施手続き、記録の管理など、どのように対策すればいいのか、
対応に苦慮している事業所も少なくありません。

そのような安全管理担当者や現場作業者、溶接工の方におすすめしたいのが、【フィットテスト対象外(不要)】
ルーズフィット形「防じん機能を有する電動ファン付き呼吸用保護具(P-PAPR) LIFE SAVERシリーズ」
です。
※フィットテストは面体形の呼吸用保護具のみに義務付けられています。

フィットテスト対象外の理由、コストメリット、電動ファン付き呼吸用保護具のラインナップなどを詳しくご紹介します。


フィットテスト対象外の電動ファン付き呼吸用保護具(PAPR)とは?

防じん機能を有する電動ファン付き呼吸用保護具の構造

防じん機能を有する電動ファン付き呼吸用保護具
(P-PAPR)は、フィルターで有害粉じんを除去し、ろ過されたきれいな空気を面体内(マスク内部)に送り込むことで、作業者が粉じんにばく露されるのを効率的に防ぐ呼吸用保護具のことです。

面体形の保護具と異なり、顔面との装着性(フィットネス)に依存しないため、ルーズフィット形の防じん機能を有する電動ファン付き呼吸用保護具は、【フィットテストの対象外※】となります。

※「防じんマスク、防毒マスク及び電動ファン付き呼吸用保護具の選択、使用等について」(令和5年5月25日付基発0525第3号)の通達より

防じん機能を有する電動ファン付き呼吸用保護具(P-PAPR)の特長

電動ファン付き呼吸用保護具の空気の流れ

■高い防護性と快適性を両立

・電動ファンの送風による面体の内外部の圧力差により、面体内は常に陽圧で、顔と面体の隙間からの粉じんの侵入を防ぐため、防護性能・安全性が高い。
・電動ファンによる送風のため、呼気抵抗が小さく非常に楽に呼吸ができ、息苦しさが軽減される。
・送風により熱がこもりにくく、過酷な現場の熱中症対策にも最適。

※酸素濃度18%以下の場所、有害ガス及び蒸気の存在する場所では使用してはいけません。

電動ファン付き呼吸用保護具で溶接をしているイラスト

複数の保護具がこれ一台で完結

■1台4役のオールインワン保護具

手持ち溶接面、保護めがね、防じんマスク、ヘルメット…といった複数の保護具を1台で代替できるオールインワンタイプ。

これにより、管理者は異なる保護具ごとの買い替え時期の管理負担を軽減でき、
着用者は作業性を損なうことなく両手を自由に使うことができ、作業効率化に繋がります。

■視力矯正眼鏡の上からでも装着可能。

■豊富な交換パーツラインナップで優れたメンテナンス性。


コスト面でのメリットは?

「フィットテスト対象外で安全性も高く、さまざまなメリットがあることは理解したが、電動ファン付き呼吸用保護具は初期費用が高い」と感じる方もいるかもしれません。
しかし、一般的な防じんマスク(使い捨て式や取替式)の防じんフィルターの日々の交換費用や、年に一度のフィットテスト費用と比較すると、防じん機能を有する電動ファン付き呼吸用保護具(P-PAPR)の使用は、長期的なコスト削減につながります。

このシミュレーションの場合では、
実際に16ヶ月目には初期費用を償却可能、40ヶ月目には1人あたり最大で15万円のコストダウンを実現できます。
※あくまで一例です。
  • 電動ファン付き呼吸用保護具導入のコストシミュレーション

※シミュレーションはあくまでも一例です。下記条件で算出しています。
・稼働日数:20日
・一般的な防じんマスク(使い捨て式や取替式)の防じんフィルター:1日300円
・フィットテスト費用/年1回30,000円
・ライフセーバー本体/90,000円
・ライフセーバーフィルター/2000円、レンズ1600円:1ヵ月で交換(日割り計算)

要求防護係数を上回る指定防護係数を有する呼吸用保護具の選択

・金属アーク溶接等作業を継続して行う屋内作業場(令和4年4月1日施行)
・作業環境測定結果で第三管理区分に区分された場所(令和6年4月1日施行)では、
使用する呼吸用保護具は、作業環境で必要とされる要求防護係数を上回る「指定防護係数」を有するものではならないと義務付けられています。
※指定防護係数とは、その保護具の性能を表す数値で、この数値が高ければ高いほど性能も高いとされています。

防じん機能を有する電動ファン付き呼吸用保護具 LIFE SAVERシリーズ ラインナップ

↓画像をクリックすると製品一覧ページに遷移します。

  • ●LS-360シリーズ

    LS-360ライフセーバーシリーズ

    ルーズフィット形フェイスシールド 大風量形 PL1 B級

    より広い視界で面体の耐久性UPと粉じんが溜まりにくい構造を採用したモデル

  • ●LS-355シリーズ

    LS-355ライフセーバーシリーズ

    ルーズフィット形フェイスシールド 大風量形 PL1 B級

    スタンダードモデル。

    指定防護係数300(S級) LS-900Sシリーズのラインナップはこちら

作業現場の環境により、面体のタイプを選択ください。
下記いずれのモデルも飛来落下物用ヘルメット、墜落時保護用(衝撃吸収ライナー付)ヘルメットがございます。

  • 指定防護係数ごとの電動ファン付き呼吸用保護具ラインナップ




「LIFE SAVERシリーズ」は、作業者の安全性を確保するだけでなく、業務効率化にも貢献します。
また、長期的なコストメリットを考慮した設備投資としても、多くの事業所で導入が進んでいます。


作業現場の要求防護係数に合わせて製品をご提案させていただきます。
製品説明やデモのご依頼は下記よりお気軽にお問い合わせください。




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