プレスリリース
スマートグラス「Versatile(バーサタイル)」 字幕サービス検証を開始
2019/10/23(Wed)
字幕サービス検証を開始スマートグラス「Versatile」
~人形浄瑠璃 文楽公演(於:フェニーチェ堺) ~
産業安全用保護具・スポーツ用各種アイウエア・眼鏡・光学機器等の製造販売をする山本光学株式会社(本社:大阪府東大阪市長堂3-25-8 代表取締役社長:山本直之)は、フェニーチェ堺で開催されるグランドオープン事業『人間浄瑠璃 文楽』公演(10月26日(土)~27日(日))において、スマートグラス「Versatile(バーサタイル)」の字幕サービス検証を実施します。なお、この検証は、山本光学株式会社、Zimakuプラス株式会社、フェニーチェ堺(※1)の3社で行うものです。
さまざまなエンターテインメントシーンにおいてスマートグラスの活用が広がりつつありますが、実使用においては「重さ」やバランスの悪さから、観劇に集中できない、耳への負担が大きいなどまだまだ多くの課題があります。
2019年10月のグランドオープンに向けてスマートグラスの導入を検討していた「フェニーチェ堺」では、 『現場で使える 現場が変わる! 進化したスマートグラス「Versatile(バーサタイル)」』 の「軽量」「ズレない」装着感に着目。インバウンドやバリアフリー対応だけでなく、幅広い観客の方々に芸術や文化に触れていただくサポートツールとして、「Zimaku air(※2)」のアプリケーションを搭載した「Versatile(バーサタイル)」を採用しました。
端末の利用は、先着順(1公演につき20名様まで)/デポジット(保証金)制で、当日受付にてスマートグラス端末一式を受け取ります。利用者は、眼鏡をかける様に端末を装着すればOK。眼鏡をしている方はご自分の眼鏡の上からも装着でき、文字の大きさ、表示位置、言語の切り替えは手元のスマートフォンで簡単に設定できます。事前に装着した関係者からは「軽い」「これなら長時間の着用でも疲れない」 「操作も簡単」などの声が聞かれました。
山本光学では、今後もユーザビリティに配慮したデザインと人間工学に基づく安全構造設計をベースにしたアイウェア提供を通じて、幅広い方々にさらに芸術や文化に親しんでいただけるよう、お客様の声に学びながらさらなる製品改良とサービス向上に取り組んでまいります。
▶スマートグラス「Versatile(バーサタイル) とは
▶ ※1) 「フェニーチェ堺」 www.fenice-sacay.jp
公益財団法人堺市文化振興財団が管理運営する堺市民芸術文化ホール。南大阪最大となる2000席の大ホールと312席の小ホール、ガレリアなどを備える芸術文化の創造・交流・発信の拠点施設として、10月1日にグランドオープン。フェニーチェとは、イタリア語で「不死鳥」の意味。幾多の戦乱から不死鳥のようによみがえり、伝統と文化を守ってきた堺の街を表現。
▶ ※2) 「 Zimaku air 」 www.zimakuplus.jp/service/
舞台字幕を専門に行う「Zimakuプラス株式会社」が展開する新たな字幕サービス。劇場内の無線通信を活用し、スマートグラスなどの端末を
通じて字幕表示等のサービスが必要な方へ提供。4ヶ国語の字幕表示に対応、提供を予定している。
【人形浄瑠璃文楽】
大阪が世界に誇る伝統芸能「文楽」を人形遣い 桐竹勘十郎を中心として上演。
上演作品は、生写朝顔話(しょううつしあさがおばなし)から、堺にゆかりのある茶の湯の点前を披露する「笑い薬の段」をはじめ「宿屋の段」「大井川の段」を予定。
※チケットは完売。
●日程:2019/10/26(土)、27(日) 14:00~ 17:00(予定) ※途中休憩あり
●会場:フェニーチェ堺 小ホール
▶公演チラシ https://www.sakai-bunshin.com/wp-content/uploads/2019/05/bunraku.pdf