新製品
動いてもズレない 使い捨て式防じんマスク 『クロスフィットシリーズ(特許出願中)』を発売
2022/05/16(Mon)
産業安全用保護具・スポーツ用各種アイウェア・眼鏡・光学機器等の製造販売をする山本光学株式会社(本社:大阪府東大阪市長堂3-25-8 代表取締役社長:山本直之)は、 激しい動きでもズレない、使い捨て式防じんマスク「クロスフィットシリーズ(特許出願中)」を発売します。
作業現場で発生する浮遊粉じんからの健康障害防止、医療現場での感染防止のために、マスクを正しく装着することは不可欠です。特に、粉じんが発生する作業現場では、国家検定に合格した「使い捨て式防じんマスク(※)」をはじめとする呼吸用保護具を装着することが法律で義務付けられています。
しかし、フィルター性能がどれだけ優れていても、マスクを適切に装着できていなければ、その性能を十分に発揮させることはできません。業界を挙げて正しいマスクの装着方法の周知活動がなされていますが、実際は、正しい装着方法の周知不足や、正しく装着してもバンド位置が不安定なため、装着中にズレてしまい、マスクと顔面にすき間や漏れが発生することも少なくありません。
そこで山本光学は、 「ユーザーが頑張らなくてもいいマスク」をコンセプトに、定番モデルである「3000シリーズ」のバンド部に改良を施し、動いてもズレないマスク『クロスフィットシリーズ(特許出願中)』を開発しました。『クロスフィットシリーズ』最大の特長は、マスクカップから出るクロスした2本のバンドが、装着者の顔とマスクを密着させ、鼻部やあご部からの漏れを防ぐこと。マスクが後頭部でしっかり保持されるので、作業時の動作や会話でもマスクがズレることが無く、安定性に優れます。また、サイドのパーツを前後に動かすだけでフィット調整ができるため、性別や体型、骨格、顔幅・後頭部の形状に関係なく、安定した装着感が得られます。社員を使った装着テストでも、従来のヘッドバンドタイプと比べて、マスクの密着感や安定性への評価が高く、「激しい動きでもバンドがズレず、安心感がある」といった声が多くありました。
山本光学は、今後も既存製品に満足せず、ユーザーに寄り添ったより良い製品開発を通じて、働く人々の安全と健康、よりよいライフスタイルの提供に寄与してまいります。
(※)使い捨て式防じんマスクは、作業中に発生する粉じん・ヒュームをマスクのフィルターによって除去し、作業者の呼吸器と安全を護る為に使用します。
日本国内で、粉じんが発生する溶接や研磨・切削・穿孔などを行う作業でマスクを使用する場合は、国家検定合格品の使い捨て式防じんマスクを使うことが法令で義務付けられています。
製品特長
■激しい動きでもズレない、装着安定性に優れたクロスフィットタイプ(特許出願中)
カップ下部からのバンド(水色)が顎部分からの漏れを、カップ上部からのバンド(白色)が鼻部分からの漏れを防ぎます。クロスした2本のバンドが後頭部をしっかりホールドすることで、顔面とマスクがしっかり密着します。
■四層フィルターで高い捕集効率
フィルターの捕集効率は95%以上、国家検定「DS2(※)」規格合格品。
接顔部は優しい肌触りで、長時間装着しても快適。
(※)DS2は、厚生労働省が管轄する使い捨て式防じんマスクの国家規格のひとつ。
日本国内の作業現場等でマスクを使用する場合は、国家検定合格品を使うことが法令で義務付けられています。
■小顔の女性から男性まで、幅広くフィットするオールラウンドモデルのカップ型マスク
男性のみならず、製造現場での活躍が増えている女性でも、顔幅・後頭部の形状を問わず、マスクと顔がしっかりフィット。
■環境に配慮した分別不要なメタルレス
マスクには金属パーツを使用していないので、分別が不要。
■使用想定シーン
・粉じんなどが舞う、溶接や研磨・粉砕・切削・穿孔・はつり・ボード切断作業などの建設・製造現場
・精密機器や半導体を製造するクリーンルーム など。