導入事例
暑さに負けない現場を支える、15年の信頼
— ライフセーバーが叶える「安全性」と「快適性」／株式会社岸本建設工業
「夏でも息苦しくない」——現場が求めた本当の快適さ。
粉じん、暑熱、ヒューム…複合的なリスクが潜む溶接現場において、岸本建設工業が選んだのは、山本光学の電動ファン付き呼吸用保護具「ライフセーバーシリーズ」。
導入から15年、作業の快適性が品質と安全性を高め、人材の定着や企業成長にも繋がっています。今回は、“命を守る保護具”として選ばれ続ける理由について、岸部社長（右側写真）にお話を伺いました。
現場の“楽だ”が導入のきっかけでした
約15年前、当社が山本光学の電動ファン付き呼吸用保護具「LIFE SAVER（ライフセーバーシリーズ）」に出会ったのは、営業担当による現場でのデモンストレーションがきっかけでした。実際にデモ機を使用した溶接士の「ヘルメットの下から空気が送られてくるから、とにかく夏が楽だ」という言葉が、導入の決め手となりました。
高温多湿な夏場は、マスク内の蒸れや息苦しさから集中力が低下し、作業効率や安全性にも悪影響を及ぼします。しかし、「LIFE SAVER(ライフセーバーシリーズ)」は、送風によって熱がこもりにくく、呼吸が非常に楽になります。
また、ヘルメット・溶接面・マスクが一体となった設計のため、複数の保護具を身に着ける煩わしさもなく、両手も空くため自然と作業がはかどります。作業者が快適に作業できる環境は、品質や安全にも直結すると感じています。
さらに、部品交換や修理などのアフターサポートも充実しており、不具合時にも現場の作業を止めることなく対応できる安心感があります。国内メーカーならではの迅速かつ丁寧な対応も、大きな信頼につながっていますね。今では現場にとって欠かせない存在となっています。
粉じん、ヒューム、暑熱。 現場で命を守る“保護具”の選択
フィルターでろ過されたきれいな空気がヘルメット内部を通り流れます
溶接作業では、粉じんや溶接ヒュームなど、
有害物質へのばく露に加え、夏場の高温・多湿な環境では、暑熱による熱中症リスクも常につきまといます。汗で視界が遮られた一瞬の油断が、事故や品質不良につながる可能性もあります。
その点で、「LIFE SAVER(ライフセーバーシリーズ)」はこうした複合的なリスクを一つの装備で軽減できる重要な保護具です。送風により面体内の熱がこもりにくく、呼吸も快適に。快適性が維持されることで、作業中の集中力も向上し、熱中症対策としても非常に有効です。
さらに、ルーズフィット形のためフィットテストが不要で、作業者・管理者の双方の負担を減らしながら安全性を確保できるのも大きな魅力です。
安全は「コスト」ではなく「未来への投資」
私は、「安全に代えられるものはない」と考えています。だからこそ、現場の声に耳を傾け、価値あるものにはしっかり投資してまいりました。その結果として、作業者の健康が守られるだけでなく、負担が軽減され、作業環境も快適に整えられていると思っています。結果的に離職率の低下や人材の定着にもつながっています。快適で安全な環境が、作業の質や効率を高める好循環を生み出しています。そうした積み重ねが、現場の信頼と会社の成長を支えていると実感しています。
現場で働く一人ひとりの安全を守ることが、会社全体の未来を守ることにつながる。その信念を胸に、これからも安全で快適な現場づくりを追求してまいります。
導入企業紹介：株式会社岸本建設工業（神奈川県）
株式会社岸本建設工業は、昭和40年の設立以来、60年以上にわたり神奈川県を中心に鉄骨建築物の加工・施工を手がけてきたMグレード認定の鉄骨工事業者です。ビルや工場、住宅の柱や梁を製作し、現場での組み立てまで一貫対応。確かな技術力と豊富な実績を強みに、現在は耐震補強などの改修工事にも幅広く対応しています。
所在地 神奈川県平塚市東豊田480
代表者 岸部 直喜
創業 1965年（昭和40年）9月
従業員数 17名
事業内容 鉄骨建築物の鉄骨加工及び建築
ホームページ https://fab-kisimoto.net/
導入製品 画像クリックで製品ページへ
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LS-900S;WPSAM
指定防護係数：300 (S級)
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LS-355WP;SAM
指定防護係数：11 (B級)
製品について よくある質問
Q. フィットテストが不要とは、どういうことですか？
A. 面体形の保護具と異なり、顔面との装着性（フィットネス）に依存しないため、
ルーズフィット形の防じん機能を有する電動ファン付き呼吸用保護具は、【フィットテストの対象外※】となります。
※「防じんマスク、防毒マスク及び電動ファン付き呼吸用保護具の選択、使用等について」(令和5年5月25日付基発0525第3号)の通達より
Q. フィルターの交換時期について教えてください。
A. 使用環境の粉じん量などにより、フィルターの目詰まりする時期が異なります。
■ LS-355・455・360シリーズ（ブロアユニット品番：LS-5BL）
付属の風量チェッカー（KL-531）を送風口に装着し、電源を入れてください。
ボールがシールの規定値まで上がれば使用可能（138L/min以上）です。
規定値に満たない場合は、フィルターが目詰まりしているため交換してください。
■ LS-900Sシリーズ（ブロアユニット品番：BLA-900S）
風量チェッカーは付属していませんが、LED表示板「FILTER」の点滅とアラームで交換時期をお知らせします。
Q. 導入前に試せますか？
A. デモ機の貸し出しにも対応しております。
下記お問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください。
【特集】フィットテスト不要な電動ファン付き呼吸用保護具とは
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