◆ULTRA LENSとは

目的や用途に応じて特定の色域を強調することで対象物をくっきりとみせ、視認性を向上させる当社が誇る機能レンズです。作業者のパフォーマンス向上を目的に視覚情報の一部が強調してみえる当社が独自に開発したレンズ群を総称しています。
業種によって活動環境や使用する用具が変わり、強調すべき色域は異なるため、その都度専門家やプロとの共同開発で試用が行われ、目的に併せたレンズの特性が最適化されています。
産業安全の分野では、 塗装前の成形品検査や製品の検品、塗装ムラを判定するような現場で試験を重ね、検査／検品に特化した「ウルトラクリアブルーレンズ(※)」を開発しました。
この技術は、ゴルフやスノースポーツ、ドライブなどそれぞれのシーンに適した専用レンズに展開されています。
(※)近畿大学 生物理工学部 人間工学科 片山一郎博士との共同研究により、光のコントロール技術を駆使し、コントラストが向上して見えるレンズの開発に成功しました。このレンズを掛けることで裸眼より演色性とコントラストが向上し、物体を見やすくなる効果が得られます。

「ULTRA Lens for Inspection」
製品の表面にある異物やキズ、亀裂や凹み、歪みやムラなどの目視検査に最適。

人間の眼はレッド(R)、グリーン(G)、ブルー(B)の3種類のセンサー(錐体細胞)で色を判別します。CVレンズは、この錐体細胞が感じる波長を独立して感じられる様に設計しています。そのため、レッド(R)、グリーン(G)、ブルー(B)がハッキリ・クッキリ見え、作業性が向上します。また、レンズの色調は薄いブルー色をしていますがレンズを通しての色調は無彩色なので、装着しても、白は白として、レッド(R)、グリーン(G)、ブルー(B)の有彩色は、より鮮やかに見えます。

• 【裸眼の見え方イメージ】

  

• 【ULTRA Lens for Inspection の見え方イメージ】