当社の「保護めがね」「保護ゴーグル」等の一般的な洗浄方法について下記にまとめていますのでご参考ください。
なお、くもり止め加工の有無にかかわらず、繰り返しレンズを水拭きしたり、消毒やふき取り、洗浄を繰り返すと本来のレンズ性能が低下します。
レンズがくもる場合は、当社の高性能くもり止め液「ハイパーデミスト2」をご使用ください。
それでも確認すべき対象物がよく見えない、安全な視界が確保できないなどの場合は、使用を中止し、速やかに製品もしくはレンズを交換してください。
◆該当製品:保護めがね、保護ゴーグル、遮光保護具、レーザー保護めがね、防災面等
※保護ゴーグルのダブルレンズ、スポンジ付ゴーグルは除きます。
※保護ゴーグルの織ゴムベルトは消毒を繰り返すと色あせする可能性があります。
■洗浄方法
常に製品をきれいにしてください。
●汚れた手袋、タオル、布などを使って、製品を拭かないでください。
②本製品の樹脂部分については、有機溶剤、酸、アルカリの種類によっては変形・破損の可能性がありますので、
これらの薬品を洗浄には使用しないでください。
●これらが付着した場合には、上記①と同じ方法で洗浄してください。
中性洗剤、台所用洗剤、洗濯用洗剤、漂白剤(ブリーチ)、重曹、クエン酸、セスキ、アルカリ電解水、トイレ・お風呂用洗剤、消臭除菌スプレー、シンナー、ベンジン、入浴剤、その他薬品など
■消毒方法
「YAMAMOTO」製品の樹脂部分の表面について、市販されている一般的な「消毒用アルコール」を使ってやさしく拭き取っていただいてもかまいません。ふき取り後はしっかりと液分を拭き取ってください。
※消毒用アルコールに製品を浸してはいけません。
<0.1% (1000ppm)の次亜塩素酸ナトリウムを使った消毒方法>
0.1% (1000ppm)に希釈した次亜塩素酸ナトリウム液で拭いた後、必ず水拭きで仕上げをしてください。
※希釈の有無にかかわらず、次亜塩素酸ナトリウムの取り扱いには十分ご注意ください。目に入ると失明の恐れがあります。また、衣服や手肌に付くと脱色したり皮膚が傷む恐れがあります。
※作り置き/保存した薄めた液(希釈液)は使用しないでください。
■医療従事者向け消毒方法
医療従事者など、専門の知識をお持ちの方向けのご案内になりますので、医療従事者以外の方は『弊社「保護めがね・保護ゴーグル」の洗浄方法について』(同ページ内上部)をご参照ください。
◆当社で確認済み液剤例:
・オキシドール :本剤を2~3倍に水希釈
・オスバンS :本剤を200倍に水希釈
・クレゾール石けん液 :本剤を50倍に水希釈
・5%ヒビテン :本剤を100倍に水希釈
★注意★
・それぞれの使用方法、希釈濃度を正しく守ってください。
・必ず製品の消毒を行う前に、使用に問題のない部分で変形・ 変色など本製品に異常がないことを確認してください。
・使用するときは必ず換気を十分に行ってください。
・残存した薬液は製品にダメージとなります。必ず流水で30秒 以上流し、しっかりと液分を拭き取ってからご使用ください。
▶「オートクレーブ(高圧蒸気滅菌)用保護めがね」のお手入れ方法については、専用の取扱い説明書をご確認ください。
洗浄方法を含めたその他製品のお手入れ方法については、ご購入いただいた製品に添付している取扱説明書にも記載されていますのでそちらもご参照ください。
---------------------------------------------------------------------------------------
【製品のお問い合わせ先】
山本光学株式会社 セフティ&レーザー・オプト事業部
本社: TEL:06-6783-1101 東京支店 TEL:03-386-5503
---------------------------------------------------------------------------------------