導入事例

見えない感覚を見える形で伝えたい/株式会社須藤工業(埼玉県)

スマートグラス「Versatile(バーサタイル)」
導入製品

溶接伝承マスター

VT-001 光学ユニット

VT-850 フレーム

VT-850 フレーム

「見えない感覚を見える形で伝えたい」
若手や外国人実習生の育成は、未来への投資


-新人教育についての状況をお聞かせください。

 当社では、新卒学生や海外からの技能実習生を積極的に受け入れてきました。溶接はあらゆる産業を支える重要な基礎技術です。溶接と言っても、アーク溶接、TIG溶接、自動溶接などいろいろありますが、まずは溶接の基礎技術をできるだけ早く習得してもらうこと、そのためにも仕事の面白さやうまくいった感覚を早く体験できればと試行錯誤しながらさまざまな教育を行ってきました。

-溶接伝承マスター® をどこでお知りになりましたか?

 きっかけは、協力会社からの紹介です。世の中の多くの企業様と同じく、当社も新人教育の正解を模索していましたので、スマートグラスを活用した溶接技術の教育ツールがあると聞いて、すぐに山本光学にデモを依頼しました。
 実機を使ったデモには、ベテランの技術者と外国人技術者の2名に参加してもらいました。電流値の強弱が数値やボールで目の前に表示されるので、「新人でもこの表示を見ながら作業すればコツをつかめるのではないか」との感想をきき、製品の導入を決めました。

 特に、スマホに慣れた30歳ぐらいまでの若い世代にとっては、きっと楽しみながら技術を習得できるのでは、と思ったことも導入を決めた理由の一つです。納品の時に、営業担当の方から「御社が納品第一号です!」と聞いて少しびっくりしました(笑)

-今後、溶接伝承マスター® をどのように活用していきたいと思っていますか?

 『溶接伝承マスター』は、言語に依存せず直観的に操作ができるため、特に外国人実習生の技能向上に活用したいと考えています。また、新人教育だけでなく、熟練工のデータを参考に目標値を設定することで、中堅社員の技能向上にも使えるのではと考えています。
今後も「溶接現場×スマートグラス×IOT」のさらなる進化に期待しています。

株式会社須藤工業

所在地  埼玉県比企郡鳩山町大字大橋159-1
代表者  中橋徹
設立   1969年(昭和44年)8月
資本金  1,000万円
従業員数 正社員32名
事業内容 空気調和設備工事、給排水衛生設備工事、管加工並びにユニット製作、鋼構造物製作

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