導入事例

溶接教育の第一歩に最適
シンプル機能、ゲーム感覚で 楽しく溶接技能を体得/川田工業株式会社(四国工場)

スマートグラス「Versatile(バーサタイル)」
導入製品

溶接伝承マスター

VT-001 光学ユニット

VT-850 フレーム

VT-850 フレーム

溶接教育の第一歩に最適
シンプル機能、ゲーム感覚で 楽しく溶接技能を体得

-溶接伝承マスター® をどこでお知りになりましたか?

展示会に参加した社内他部署からの紹介です。
新入社員教育や、インターンシップ学生や客先での 溶接伝承マスター体験に使用できるのではないかと 考えました。

-溶接伝承マスター® の導入を決めたポイントをお聞かせください。

 橋梁・建築鉄骨業界で強みを持つ当社にとって、 将来にわたって安定して溶接技能者を育成することはとても重要です。 当社には、「隅肉3年、フルペネ5年」という言葉があります。これは、一人前に仕事ができるようになるには非常に長い時間と経験が必要なことを表しています。
指導の際には、新人に「溶接を見る」ことの大切さを伝えますが、手持ち面や遮光レンズ越しに溶接を見ても、指導者がどこを見て何を注意しているのかを理解させることはなかなか難しいものです。
 溶接伝承マスターを導入することで、指導する側、される側双方の人材育成期間の短縮につながることを期待し、導入を決めました。

-溶接伝承マスター を導入した感想をお聞かせください。

 溶接伝承マスターを実際使ってみた率直な感想は、『習得にやや時間のかかるワイヤ突き出し長さの適正値が、視覚的に示されていて、非常に分かりやすい』 です。特に、若い溶接士には楽しみながらゲーム感覚で技術を習得してもらえるようで、実際2年目の溶接士がデモを行った際も「ワイヤ突き出し長さを適正値に合わせられ面白い」 「ワイヤ突き出し長さが分かるようになるのに約二週間かかったが、これがあれば二日ぐらいで習得できたのではないか?」などの感想が寄せられました。

 また、技術習得のためには『音』も重要な要素です。初心者はどの音が最適なのかをつかむまでに時間がかかりますが、ディスプレイの表示を見ながら溶接時に最適な良い突き出し長さを確認できるため、最適な状態になった時の音を覚えることができます。感覚を体験として覚えることができるため、上達の近道となると感じています。

-今後、溶接伝承マスター® をどのように活用していきたいと思っていますか?

 『溶接伝承マスター』は、溶接教育の第一歩として非常に有効な製品!だと感じています。その理由は2つあります。
①装置がコンパクトで準備が簡単なため気軽に使うことが出来る。
②確実に短期間でワイヤ突き出し長さを合わせられるようになる。
溶接伝承マスターのいいところは、適切なワイヤ突き出し長さが「見える」というシンプルさです。指導側、指導される側双方にとって、指導時間、技能習得の共有と時間短縮につながると期待しています。

川田工業株式会社 (四国工場)

川田工業は、東京ゲートブリッジや東京スカイツリー等の日本を代表する鋼製橋梁や大型建築物を多数手がけているファブリケータ。鋼構造物のスペシャリストとして、青銅製立像で世界一高い120mの高さを誇る超高層の牛久大仏(ギネス認定)の建設など、土木・建設工事を総合的に幅広く請け負う。

所在地  香川県仲多度郡多度津町西港町17
代表者  代表取締役社長 川田 忠裕
設立   1922年 (大正11年) 5月2日
資本金  9,601百万円
従業員数  1,094名[2022/03/31現在]
事業内容  橋梁、鉄骨等各種構造物の設計、製作ならびに工事請負、土木、建築の設計ならびに工事請負等

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